「日々のてまひま」がお伝えする「しごと」の第一号は、福岡県糸島市で作られている乾麺パスタです。製造元のMUKA DM店では、パスタマシンを“彼女”さながらに愛する青年をはじめ、5名のスタッフが絶妙なチームワークでパスタづくりに取り組んでいます。1人ひとりの個性、ちょっと風変わりな毎日の習慣、そして小さな製麺所に爆笑が巻き起こる瞬間……そのすべてがおいしいパスタの理由です。
小麦粉をはじめ、原料のほとんどは地元・糸島産。味は"ホウレン草" "ビーツ" "バジル" "トマト" "ムラサキイモ" "プレーン"の6種類です。保存料や添加物を一切使うことなく、野菜やハーブそのものの鮮やかな色と優しい香りを生かしています。沸騰したお湯で茹でること5分、もっちりとした幅広麺はソースとの絡みが良く、食べ応えも十分です。
平尾美紀さんは、福岡で食のコーディネートからインテリアデザインまで幅広く手がける料理家です。料理教室Fooding Clubは、身近な食材で美味しく楽しく作れる料理とともに、ちょっとしたアイデアで家族や仲間が集う空間を楽しくする演出なども提案される大人気の教室です。平尾さんの手にかかれば、自宅がパーティ会場のように早変わり。また Fooding Ukulele(ウクレレと食を楽しむ会)、Fooding Enlish(ごはん付の英会話教室)など教室も主宰され、食+◯で楽しいコミュニケーションの場を提案されています。http://fooding.exblog.jp
パスタのカラフルな色と食感を生かすためのシンプルなレシピです。胡麻の食感も楽しんで!
詳しいレシピは商品のしおりをご覧ください。
ひとつひとつていねいに。
ベースとなる野菜の栽培の草取りひとつから、
パスタが袋詰めされるまで...
丁寧な手しごとの現場でつくられています。
MUKAの畑では野菜やバーブを栽培しています。全てお日様の下で、無農薬にこだわり、草が生えたら手で抜くものですから、年中大忙しです。
MUKAで収穫した野菜や、糸島産の野菜を仕入れペースト状に。これを生地に練り込みます。
平たい太麺の型でゆっくり形成していきます形成されたパスタを、くるんと丸い形にまとめ、ゆっくり扇風機の風にあてること一週間。きれいな色の彩りパスタが完成します。
パスタのラッピングから、パッケージのシールはりまで。可能なかぎり、心をこめて手作業で行います。
パスタづくりのエース、田中くんのパスタマシーンとの出会いや将来の夢を中心に施設MUKAでパスタを作る一日のストーリーを紹介します。
社会福祉法人香月福祉会MUKAは、障害福祉サービス事業所です。障害のある方に、地域社会の一員として貢献できるよう、海岸清掃や、緑地維持管理、アート活動や、手工芸・農業・パスタ製造といった様々な分野で社会参加を出来る様事業を行っています。HP
日々のてまひまがスタートしてから楽しみにしてくださっていた猪股さん。きれいな色のパスタを選び、鮮やかな色の野菜を小鹿田焼の器にあわせてくださいました。
障害のある人たちがてまひまかけてつくった商品と、その背景を物語として紹介されています。湯布院で摘んだ菜の花と、お誕生日にもらったハーブオイル、桃太郎トマトと生ハムで合った言う間に春のパスタです。もちもちで美味しい!
「2色の麺を組み合わせて、野菜もたっぷりで美味しそう。物語にも共感してくださり、嬉しい限りです。」とブログに記載してくださいました〜♪※ブログ「ゆる~り」さんより
楽しみにしていたパスタが届くと、さっそく2食の麺を組み合わせて、冷蔵庫にある野菜をたっぷり使ったトマトケチャップパスタを作りました。「障害のある人たちの日中活動や、就労を支援する福祉事業書の商品と物語を発信している」という考えにも共感しました。障害の有無は関係ない、誰もが気持ちよく過ごせる豊かな社会になれば良いなあと思っています。
贈り物にも日々のてまひまを選んでくださっている岩佐さん。家族で楽しんでくださっています。作ったレポートをFacebookに載せてくださいました。
晩ごはん。くるみとバジルの彩りパスタ。障がいのある人たちが丁寧に作ったパスタで作りました。レシピも同封の冊子から!ぜひお試しを〜。
おみやげでもらったという、五島の、福江港のそばで「こんねこんね」という牡蠣小屋をされているユリさん。パスタを作った写真を送ってくださいました♪
お友達と集まって、皆でゆっくり物語を楽しみました。からすみとカズノコで五島の港町ならではの海鮮が贅沢なパスタです。鮮やかで優しい色になって皆で楽しくいただきました。