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企業の声

西部ガス株式会社 様

同じ九州で働く仲間として、支え合えることを。

「人を大切にする経営学会」「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会が主催する2020年第10回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞において、「審査員特別賞」を受賞した、西部ガス。都市ガス業界として初めて表彰された理由としては、その誠実な経営や離職率の低さのほか「障害者雇用率の高さ、特例子会社からの一定額以上の仕入れ」が挙げられています。日々てまを、立ち上げ当初から労働組合の皆さんで数多くご利用いただいている西部ガスさんに、お話を伺いました。

カタログの温かみを大切にしたい。

宮崎さん

いつも日々てまカタログをご活用いただき、ありがとうございます。

宮崎さん:以前から、同じ九州の仲間として、九州の福祉施設さんを応援したいと思っており、福祉商品の購入は積極的に行っていました。が、このカタログには多くの福祉施設の商品が掲載されている。各地域の特産を一つのツールに網羅されているし、食べ物だけでなく文具などもあるし、こういうものを探していたけれどなかったので、これは画期的ですね。

もっとこうなったら良いのに、といったリクエストはありますか。

宮崎さん:無添加で作られている商品とか、安全への配慮とか、もちろんどの商品もそういった魅力のあるものなのでしょうけれど、どれも良すぎて目移りするので、コンビニに並ぶ似た商品とどのような違いがあるのかの情報がもっと欲しいですね。
それから文字情報だけではサイズ感が分からず、買ってみたら意外と大きかったとか小さかったなどの声も聞くので、一人分なのかファミリーサイズなのか一目で分かると良いなと思います。

注文を取りまとめていただき、集金していただき、いつもお手間をおかけして申し訳ありません。

宮崎さん:確かに、インターネットで閲覧できて、ECサイトで個人が好きに購入できるようになれば便利なんでしょうけれど、ただ、私たちはこの紙のカタログの温かみが好きなんですよね。手に取りたくなり、みんなで見たくなるカタログが、コミュニケーションツールとして機能しています。紙を使う分予算の問題が発生しますが、本当だったら全社員に一部ずつ渡して、家で家族といっしょに見て欲しいくらいです。かわいいデザインと紙の風合いが、日々てまさんらしくて素敵なので、取りまとめの手間もありますが、今はこのやり方で良いと思います。

想いを、購買でつなぐ。

宮崎さん

ゆくゆくは、年に4回カタログを作りたいと思っています。

宮崎さん:定期的に購入することで、福祉施設を支えていきたいですね。日々てまのプレゼンテーション(ホームページに記載)がとても分かりやすくて、何が必要なのか、どうすればいいのか、そのためにできることは何か、その想いを共有できましたね。この想いがあるから、他でなくこのカタログから買いたいと思うんですよね。あのプレゼンを見てから、各部署で注文の取りまとめをしている担当者がより気持ちを込めて取り組んでくれるようになりました。

ただの商品カタログとは捉えていらっしゃらないんですね。

宮崎さん:値段だけで比べたら当然、福祉商品より一般に流通している大量生産の商品のほうが安いです。でも、買う動機はそこではありません。美味しいもの、好きなものを楽しむと同時に、その買い物がボランティアにもなる。同じ九州の仲間として支え合いたいと思うから、このカタログで買うんですよね。できれば、今後はイベントもやりたいと考えています。実際に商品を作っていらっしゃる方の顔を見て、話をしながら商品を購入できれば、今後もずっと定期的にその方の商品を買っていこうという気持ちを、より強くつなげることができると思うので。

障害者も、得意・不得意のある人間。

宮崎さん

「日本でいちばん大切にしたい会社」に選ばれた理由として、障害者雇用の積極性が挙げられていますね。

宮崎さん:昔から、社内に障害のある社員はどの部署にも当たり前にいて、みんな仲間として支え合うという企業風土は根付いていると思います。

障害のある社員さんは、障害により配属先を分けられるのですか?

宮崎さん:障害名で分けることはありません。あくまで一人ひとりの希望と、その人の得意・不得意を確認しながら、合理的な配慮の元に配属しています。
ただ、昔から身体障害を持つ方を雇用することが多かったのですが、今は体に障害があっても働ける場所が増えていますので、あまり身体障害者の求職者がいないんです。そこで知的障害、精神障害のある人の雇用を進めているのですが、そこには専門的な知識や配慮が必要です。特例子会社の西部ガス絆結を作り、身体・知的・精神障害や難病を持つ方々を雇用し、職業能力を開発、雇用期間の拡充を支援しています。その部分も、評価いただいての受賞でした。

素晴らしい取り組みですね。

宮崎さん:これまで福祉の対象者として税金を使う側だった方が、西部ガス絆結では働いて納税する側になっています。障害のある人は苦手なこともたくさんありますが、得意なこともあって、得意なことを活かした業務に就き、苦手なことは互いにフォローし合うことによって、地域社会の中で働くことができるんですね。